前回記事までの書き方があいまいなので、誰も理解できないと思います。
今回は具体的な例も挙げて、それを補足します。
*指摘された「場」の考え方も取り入れました。


以前書いた疑問を思い出してください。
・観測結果がばらつくから規則性はないとみていいのか
・サンプリング周波数が分かれば規則性を見つけることができるのではないのか?

上のようなことを書きました。
次に複雑系の記述を見てください。
複雑系(ふくざつけい、英: complex system)とは、相互に関連する複数の要因が合わさって全体としてなんらかの性質(あるいはそういった性質から導かれる振る舞い)を見せるであって、しかしその全体としての挙動は個々の要因や部分からは明らかでないようなものをいう。
量子論の考え方そのものですね。

ではなぜ、量子論ではこのような考え方になったのでしょうか?
サンプリング周波数を求めることができないので観測結果はばらつく。
それが正しい、とあきらめた理論だからです。
その結果、複雑系の説明のように、全体には規則性が出るけど個別はばらつくって思考になります。

では、このようにあきらめたとき、その解決策はどこにありますか?
数学の確率が平均50%に収束するという規則性の中で、
固有の事象を平均50%に収束させるためには方向という概念が必要になる。
これを量子論の基盤として進めるしかありません。
*なぜ上のような思考に向かうのかは前回記事を見てください。

このように「あきらめた」結果は不具合を起こすことが想像できます。
どのような不具合が起こるのでしょうか?
観測結果がばらつくということは「位置が不明になる」と言うことです。
同時に追加した固有の事象の「方向が不明になる」と言うことです。
ここに量子論の骨格が生まれましたね。

この不具合を素直に見るとどうなるでしょうか?
月はそこにあると観測するまでわからない。
という有名な話にたどり着きます。

ただ、この有名な話には大事な要素が欠けています。
正確に記述するなら、
月はそこに必ずあるけど、月がそこにあると観測するまでわからない。

量子論を誤解する一番の原因は「月はそこに必ずある」と言う部分をはっきり言わないことです。
そのためにどのような勘違いが起こるのでしょうか?
平行宇宙、2つの世界が同時に進行する、というばかげた話に向かいます。
月は1つしかないのですから、2つの月が同時に進行することはあり得ませんね。

正しくはどのような表現になるのでしょうか?
地球を2分割した世界(見えている半球と隠れる半球)で計算した時、
その合算した計算結果は一つの月の確率分布に等しい。

しかし、月も地球も動いています。
このため半球の分割点がわかりません。
この分割点を決める方法はあるのでしょうか?
そこで「ある範囲の状態を求めるために永遠にその状態が続く」とする考え方に向かいます。
そのために、「必ずそこに存在している」という状況は重要なのです。

そしてこれは、高速フーリエ変換、そのものの考え方ですね。
これにより、量子論は波動関数を完成させることになります。


ここで波動関数に問題が起こります。
一つの月を2つに分割計算するためには適用範囲を絞り込む必要が出てくることです。
当然ですね。
対象を複数に広げてしまうと分割方法が複雑化してしまい計算できません。
先の高速フーリエ変換を考えてください。ものすごく短い時間を扱いますね。
これは時間が長くなると計算が複雑になって時間が掛かるからです。
同じ理由で波動関数も小さい範囲を扱うことになります。


このため「場」という概念が必要です。
*以前の指摘から考え直した部分です。

相対性理論での「場」は重力場と単純化することができますから宇宙全域に拡大できます。
しかし、
量子論では対象を単数に絞り込む必要があります。
このために他の要素は「場」の中に押し込める必要があります。
この制約が生まれるために「電子空間」のような小さな世界しか扱えなくなりますね。


この意味が分かりづらい人のために簡単な例を挙げてみます。
ただ意味が分かりづらいのはあくまでも私の考え方で量子論を組み立てているからかもしれません。
*私は波動関数の計算式を解析していませんから、
私の考え方の中での波動関数ではそうなるはずであるという考え方を採用しています。

以前みた地球からロケットで旅をする場面を想像してください。

相対性理論を勘違いしていると光速飛行が必要と思うかもしれませんが、
光速度はあくまでも基準なので、通常速度の旅でも同じ結果になります。

出発当初は地球の位置と回転速度(初期値)から「地球にある基地の位置」は明確です。
そのまま太陽系を抜けて旅しても、相対性理論で地球の位置を計算できるし、地球の回転速度も計算できるので、「地球にある基地の位置」は明確です。

このときアインシュタインは「神さまはサイコロを振らない」と言いました。
誰もこの言葉を疑う必要はありませんね。


しかし、ある時どこかの星が予想外の爆発を起こして大量の素粒子を吐き出します。
これにより一時的に宇宙船のコンピュータシステムにデータの欠落が起きてしまいました。
このデータ欠落の時間も不明になった場合、宇宙船はどうなるのか考えてください。

この宇宙船のコンピュータが量子論だけで航行していた場合、宇宙船は迷子になってしまいます。
当然ですね。
周りの銀河や星は「そこに存在していますが、位置と方向は不明」という骨格から、
今の宇宙船の位置と方向も不明になってしまうからです。
追記:
航行海図があったとしても現在の位置と方向から全体を調べることはできないという意味です。

では、周りに銀河や星がない場合はどうなるでしょうか?
特殊相対性理論から、やっぱり宇宙船の位置と方向は不明になってしまいます。
追記:航行海図があっても周りに何もない場所なら位置も方向もわかりません。

でも一般相対性理論の「場」は重力場ですから、周りに銀河や星があれば、
そこから太陽系の位置と傾き(方向)を特定できます。
追記:航行海図があるとした場合です。

このとき、太陽系までの情報しか手に入らない場合、
量子論で解決できるのは、
太陽系の地球の軌道上のどこかに「地球にある基地」があることしかわかりません。
*それでも計算しようとするとものすごい計算量になることもわかりますね。

この状態が、量子論の「場」の概念になります。
単数「地球」以外の太陽系の惑星は「場」の中の要素として膨大な計算をすることになりますね。
*ここで勘のいい人なら「ブラウン運動」に結びつくはずです。


これが、量子論には限界があるという証明です。
ですから量子論を拡大すると何もわからないという世界になってしまいます。
そのため、今の量子論では、電子空間から出すことはできません。
*量子論が電子空間を扱っているのではなく、出すことができないのです。


では一般相対性理論で太陽系の中の地球の位置まで補足できたとします。
ここでアインシュタインは、
「神さまはサイコロを振る」と考えるしかないことに気づくのです。

なぜなら、ほぼ等速度回転している地球の初期値を見失ったとき、
その中の位置を再度確認する方法がないことに気づくからです。
そして同時に、これが相対性理論の欠点であることに気づくのです。

これを解決する方法は、
初期値を失ってわからないものはわからない、としてあきらめた量子論しかありませんね。
追記:地球の周りの「場」を初期値として計算することになります。

このあきらめる理論が「地球にある基地の位置を確率的に当てる方法」になるわけです。
間違ってはいけないこと。
その位置と方向をどんぴしゃりと当てることはあきらめていますから、
量子論は、確率的に推測して、その推測はほぼ正しい、と言うことです。
*だから複雑系として分離できたのですね。


どうでしょうか?
量子論が電子空間しか扱えないこと、相対性理論が宇宙全域を扱えても電子空間が扱えないこと。
その理由を現実的に説明しました。

このように考えるとき、簡単な量子論や相対性理論の説明が、
Wiki(素は物理学者の説明)などに見るような説明になると頭の中をかき回されるだけです。
追記:実際には追記した以上に細かい状況を加える必要がありますが、大まかに考えるには十分だと思います。

でも実際は今見たように、子供でも分かるようなこと、なのです。
だって、
物理学は目の前にある普通の出来事を理論化する学問だからです。

また、電子空間だって宇宙空間と同じ扱いにならないと、
4つの力なんて統合できないってことくらい、小学生でもわかる理屈でしょ。


でね、結論は、今の物理学者が100年前の説明から進化しないのは、
アインシュタインを超える人が出ていないって証明しているだけなんですね。

だから、そろそろ出てきてもいいじゃないかって私は思います。
そうして、
宇宙から電子空間まで表すことができる簡単な式を完成させるんじゃないのかなって思ってます。


最後に、
今の宇宙は結果で存在しています。
つまり、平行宇宙(超ひも理論など)関連の思考はすべて間違いですね。
またビッグバン説も大きく見ると、平行宇宙論ですから間違いです。
これが先の例から出てくる結論です。

唯一残っているのは、ダークエネルギーです。
*暗黒物質ではなく、あくまでもエネルギーのことです。

以前見たように、
量子論の2つの世界をエネルギー体とした場合の結果が今の宇宙に現れるとするときに、
生き残れる唯一の理論となります。


で、この思考を相対性理論に組み込もうとしたのが、
このブログで書き始めていた、相対性理論の欠点を組み込んだ空間の作り方、にもなっています。

これ以上進めるには安定したお金と時間が必要ですが、
お金もないし、
特に物忘れが激しくて前回書いた用語も調べないと出てこなくなった私には無理です。
*つい最近使った「高速フーリエ変換」って言葉すら探すのに十分近くかかりました。

残るは、私の考え方が正しいかどうかを死ぬ前に確認したいところですが、
今の状況では無理っぽいので、考え方だけを追記してきました。

将来、すべてが完成したときに、
馬鹿丸出しだったのか、いいところを突いていたのか、
これを読んだ人が判断してくれたならうれしいです。
あと量子論をボロカスに言ったのは、
最近は量子論派の人をはじめ、相対性理論を軽んじる発言を行う風潮があるからです。
相対性理論は根本原理ですから、これを軽んじる態度は厳に慎むべきだと思っています。
また相対性理論が時間軸を分離した程度と言う人とは、
それにより4つの力が生じている可能性がある、とする私の見解と衝突しますね。
しかし、今後はそのような考え方もまた純粋に敬意をもって接していこうと思っています。